
ぶりりん
校舎4階
北側のトイレは
あまり誰も使わない
毎日必ず
昼休みになると
便意を催す
私にとって
そこは私にとって
とても大切な場所
ヤバイ!!
時間ない
何かお腹に
いれてかないと
ヨーグルトでいいや
ん?なんか酸っぱいな
うっ・・・
ウンチしたい
あ・・・あと
3分・・・
大丈夫・・・・・・
大丈夫
うう・・・
いつもならまだ
ウンチの時間
じゃないのに
早くチャイム・・・
チャイム鳴って~
号令とかいいから・・・
どどどうしよう
4階のトイレまで
行ってる余裕ないし
一番近い
トイレに
だ ダメだ
絶対ウンチしてるの
バレちゃう
で でも もう
他のトイレに
行くのはちょっと
いっ いやいや
男子トイレは
まずいって
それこそバレたら・・・
・・・で でも
バレなければ
(ギュルー)
キョロ・・・キョロ・・・
と誰も居ないことを確認
そ~~と
人気を確認し、
抜け脚差し脚で忍び込む
ついに、踏み越えてはならない領域に足を踏み入れる・・・
ギュルギュル!という悲鳴が腹内から聞こえ・・・
意を決して、
男子トイレの大便専用個室へ・・・
バタン!いう音が響き、
誰も来ないことを懇願する遥
排泄音が聞こえぬよう、
水を流すことは怠らない。
ほぅ~~~
無事に排泄を済ませ、
誰も来なかったことに
安堵のため息が思わず漏れる
誰も入って来なくて
良かった~
あとは出る時に
気をつけて
ん?
トイレット
ペーパーが
ない!!